Presentation Apr. 2022.
研究発表会(2022年4月)
早速,発表会.
ちょっときびしい磯研究室です.
新3年生・新4年生新学期発表会
日時:2022年4月19日(火曜日)13時10分〜
場所:名古屋キャンパス 1号館5階15Aゼミ教室
- 新4年生
- 松下 直生(T216075)
「FPGAソフトコアCPUを用いたストップウォッチ設計開発における複数の機能を少数のボタンスイッチに集約する改造」
- 石井 達也(T219007)
「国産マイコンを用いた小型携帯ゲーム機の実現におけるリンク不具合の解決」
- 瀧 颯斗(T219065)
「FPGAで実現する組み込みマイコンによるデータロガーの設計手順とそのソフトウェアのソースコード解析」
- 西野 孝優(T219079)
「FPGAにおける7セグメントLEDマトリクス文字スクロール動作のためのシフトレジスタの実装」
- 橋川 和希(T219082)
「(未定)」
- 新3年生
- 平岩 佑亮(T220102)
「FPGA開発による回路モジュール設計開発におけるVerilogHDL記述について」
- 森川 裕斗(T220120)
「JK型FFを用いた非同期式カウンタによる60進カウンタと24進カウンタおよび24時間時計の回路設計」
本番までの準備は以下のとおりです.こちらからは特に指示しないので各自で自主的に準備してください.
- 発表内容について
- 新3年生(まだ研究を開始していない4年生等を含む)は,「趣味や以前からやってみたかったこと(電気電子工学科であいまいにしてきた学習内容の完全理解等を含む)などについて,聴衆者にナルホド!すばらしい!と思わせるレベルの実験・調査等」を発表内容とします
例えば,これまでの人生で楽しんできたことや,今回をきっかけにせっかくだからやってみようと思ったことをこの機会に深く掘り下げます.
徹底的な調査や奇抜な行動・活動報告,またはその失敗事例などを実験結果等にまとめ、数値を提示して比較・検討してください.発表までの準備活動の過程について、教員・ゼミ生と相談・確認しながら自主的に活動することを評価します。
(各段階で教員との確認を行なわず進めてはいけません.)
- ある程度研究が進んでいる新4年生は,「この3月までに行った研究活動と中間発表・卒業発表会へ向けた研究計画」を発表内容とします.発表までの準備はもちろん、ここまでの研究内容と今後の具体的な活動方針について評価します。
これまでの研究活動の報告と、それを踏まえて行う活動の詳細を説明し、今後やらなければならない具体的な事項を実施順に列挙し、それらをじゅうぶん余裕をもって実施できる計画(タイムスケジュール)を発表します。
発表までの準備活動の過程と教員とのホウ・レン・ソウの確認作業を評価します。
- 準備日程について
- 発表内容の決定(今すぐ開始)
- 発表内容として2〜3候補を列挙して教員に提示します(主に新3年生向け)。
(決して,いまから新しいことを考えたり,始めたりしないようにしてください.そのような時間はありません.どうしても思い付かない場合はすぐに教員に相談し、対話しながら発表内容を引き出してもらってください。)
- 各候補について粗調査を行い、それぞれについて発表のあらすじを検討します。
(発表のあらすじは、キーワード等を列挙し、手書きでよいのでそれらの関係を接続する線を引いた図などで示すと整理できます。頭の中だけで検討すると、誤りが含まれた実現不能な空想ばかりとなることが多いため、必ず紙の上(PC上でもよい)に図示しながら検討してください。一般人からみた本発表の位置づけ・背景から、その内容に決定した理由、実験等の方法・結果、そして最終的な考察・結論まで、一連のながれを確認します。その結果、なぜこの発表を行うのか(理由)、いま取り組んでいる内容・方法が正しいのか、時間的な実施可能性(確認)等が明確になります。)
- 候補列挙段階、検討段階等で作成した関係図を教員に提示しながら相談し、できるだけ早く候補を1つにしぼり、承認を得ます。
- 発表タイトルの決定(3月22日まで:以下の日付は最終期限です。実際はこれより前に完了して準備を進めること。)
- 発表内容が確定したら、発表レジュメ(発表時に配布する印刷物)の概要を教員に提示し、発表タイトルを決定します。
(提示する概要は、手書きでよいので、関係図をもとに作成した章・節のみ記載したレジュメ原稿(本文の記載はなくてもよい)とします)
- タイトルは「○○○における○○○の○○○について」のような関係図、概要をもとにした具体的内容を示すものとすること.
- タイトルは2〜3候補を列挙し、教員と打合せて決定すること。
- 決定したタイトルを教員にメールで連絡すること.
- 発表レジュメ(印刷物)原稿の提出(3月29日まで)
- レジュメ原稿をもとに、本文、図・表等を埋め込み、発表レジュメを完成させます。
- 発表レジュメの体裁はA4サイズ(1枚程度,表裏可)とします.
- 完成に向けて教員と内容を確認し、承認が得られたらPDFファイルをStockへ登録して提出します。
- 提出された発表レジュメは教員が発表日までに出席者人数分を印刷し配布します(学生に印刷を指示することもあります).
- 発表レジュメの内容は、教員やゼミ生と相談して過去のレジュメ等を参考にするとよいでしょう(悪い事例はまねないこと)
- パワーポイント作成(4月5日まで)
- 発表会で使用するパワーポイントを作成します。
- 聴講者に見られることを考慮して、文字の大きさ等に注意すること。
- アニメーションを多用しないこと(印象に残したい部分だけ使用すると効果的)。
- 内容にもよりますが、通常30秒でパワーポイント1ページ程度の時間設定とすることをお勧めします。
- 作成途中でも以降のゼミで予行練習的に発表してください。これにより、内容確認をするともに、誤り等を修正することができます。
- 発表練習(4月12日以降)
- 1週間前くらいから各自で本番を想定した発表練習を何度も行い、指定された発表時間に収まるように練習します。
(短くても長くてもいけません。時間内におさめられない場合は発表内容そのものを考え直すこと。喋る速さにも注意します。)
- 必要に応じて、パワーポイントの内容を修正します。
- 指示棒の使い方に注意します(指示する場所や大きく振らないようにすること)
- 基本的に発表者は正面を向いて発表すること。
- 発表はPCの画面ではなく、スクリーン等に映写されたパワーポイント画面を見るだけでスラスラと喋れるようにすること。
(最初は手持ち原稿(カンペ)を作成したり、パワーポイントのスライドショーの発表者ツールは使用して、それを見ながら棒読みしてもよいが、発表会では原稿をいっさい見ることなく喋れるようにすること)
- できれば他の人(関係しない家族・友人等)に発表を見てもらい、もらった意見をもとに修正を繰り返します。
(専門家でない聴講者に対して、内容の詳細はよく伝わらなくても、「ナルホド!すばらしい!」と思う点が一致して伝わるように工夫します)
- じゅうぶん練習することで、発表時間が安定し、発表時に心の余裕ができ、質疑応答等にもじゅうぶん対応できるようになります。
- 発表会(4月19日)
- 新4年生から順に発表を行います。(都合により新3年生は次週の発表となることがあります)
- 発表用の指示棒(ポインタ)とパワーポイント動作用ノートPCは研究室で用意しますが、自分のものを使用しても結構です.
- 一人あたりの持ち時間は新4年生は15分(発表10分,質問5分)、新3年生は10分(発表8分,質問2分)とします.
- 決められた時間内(最大でも±60秒の許容範囲を厳守)で発表できない場合は発表を打ち切ることがあります。
- 発表はパワーポイントを使用するものとします.パワーポイントのファイルは各自がUSBメモリに準備してください.
(事前に相談してもらえれば、模造紙やOHP等を使用することもできます)
- 製作物等を提示する場合は、できるだけその場で実演し動作させてください.
また、計算機を使ったデモはパワーポイント内で動くようにするとよいでしょう.
(本番でデモや実演がトラブルで動かないことを考慮して、あらかじめビデオ撮影もしておくとよい)
- マイクやスピーカーは使用しません.発表は大きな声で行なうこと.
- 聴講者は発表者のパフォーマンスで評価します。そのことに注意してじゅうぶん発表練習してください。
- 注意事項
- 調査・発表のための準備をじゅうぶん行うこと.
- 評価は発表・結果の善し悪しではなく,発表・結果を導くまでの過程を重視します.
- 期限までに全員が調査活動を終了し,発表の1週間前以降は発表練習を行うこと。
(予定より多少遅れたとしても、発表までの間にリカバーして間に合わせるため).
- 発表の準備や内容のまとめ方がわからない時は友人・ゼミ生・教員にすぐに相談すること.
(悩んでいる時間はありません。また、直前になってから相談されても手遅れで助けることができません).
- この発表で,新3年生は探求活動に対する適性・姿勢等を評価します.
つまり,発表内容・結果よりも発表日までに行なった調査・探求活動に対する準備内容を評価します.
発表態度が不真面目だったり,発表ができない場合には今後のゼミの進め方について
の面接が指示され、じゅうぶんな検討・打合せを行うことになります.
- 新4年生は3月までに進めてきた研究活動の内容と今後の計画実現性を重視して評価します.
内容が不足している場合は,卒業研究を開始する準備ができてないと判断し,卒業研究着手について
面接が指示され,じゅうぶんな検討・打合せを行うことになります.
気合いを入れて頑張って下さい.
なお、3月2日、15日、22日、29日、4月5日に行うゼミで中間報告しつつ、自主的にゼミ生・教員と打合せることを強く勧めます(繰返し回数(PDCA)が多ければ多いほど評価が高くなります。4月12日はオンラインゼミで、ガイダンスとします).
そうすれば発表当日失敗してしまっても,それまでの準備活動で評価してもらえたり、再発表等により救済されることがあります.
直前にあわてて作業しても間に合いません.
このホームページを印刷して、各段階において何度も見ることを勧めます.
2022.02.04.
2022.04.19.(最終修正)
fmiso at sist.chukyo-u.ac.jp