xxgdb

デバッギング

Visual Studio 2005上でのデバッグ


Visual Studio 2005を使ってプログラムを1行ずつ実行しながらデバッグする方法が書かれています.
デバッグは世界標準のxxgdbを使う方法 をお勧めします. ほぼ使い方は同じなので,ここではxxgdb体験者を対象として簡単 にしか説明しません.必要ならxxgdbの使 い方を参照して下さい.

(ここではVisual Studio 2005について説明しますが,Visual Studio 2008/2010でも同様です)


デバッグの準備

  1. ソースファイル例(list.c)のダウンロード(右 クリックしてlist.cというファイル名でホームディレクトリ(Hドラ イブ)に保存して下さい)
  2. Visual Studio 2005を起動しソースファイル(list.c)をプロジェ クトの中に入れます.
  3. 「ビルド」→「ソリューションのビルド」を行い,コンパイ ルします.

デバッグの方法

プログラムの一時停止位置の設定
マウスでソースファイル上の停止位置で右クリック「ブレー クポイントの挿入/削除」を選択します.(「」マークがつきます)
プログラムの実行
「デバッグ」→「デバッグの開始」→「実行」メニューを選択 するとプログラムが開始し,」マー クで実行が止まります.(実行位置は「矢印」で表示されます)
プログラムのステップ実行
下記の一番左側のボタン(ステップイン)をクリックすると, プログラムを1行ずつ実行します. また,真中のボタンも1行ずつ実行しますが,関数の中には入って いきません(ステップオーバー).そして右側のボタンは関数の 中から外に出すためのボタン(ステップアウト)です.
変数のチェック
プログラム実行中は,変数の値をチェックすることができます. 変数名の上にマウスを置くと,その変数の値が表示されます. また,変数を「シンボル名」ウィンドウにドラッグ&ドロップす ると,常に変数をチェックすることができます.
ポインタの場合は,「シンボル名」の変数名の前の+マーク をクリックするとポインタの指しているデータの中身が見れます.
このようにして,プログラムを1行ずつ実行しながら変数の値をチェッ クし,プログラムの誤りを探します.
2003.06.30.
2011.04.06.(最終更新)
fmiso at sist.chukyo-u.ac.jp